研究開発に見た遠回りの結論にあきれる -水素エンジンと点火装置-


2023年12月31日日曜日

またAT車による悲しい事故が起きた どうする・・・

 

どんな事故かの説明は要らないだろう。イギリス製のチョッと古いクルマによる事故で、ドライバーは左足ブレーキが使えない方だ。

 

人間は、緊張する中でビックリすると、考えていることとは違う行動を起こす。

 

クルマの運転で例えるなら、それがブレーキとアクセルの踏み違いだ。

 

例えば整備が終わり、工場からバックで道路に出る行為は、事故に結びつく可能性が出る。その可能性を考えなければ、今回のような事故を起こす。

 

安全を確認する助手がいないのなら、それこそユックリとクルマを動かせば、いきなり歩行者が目に入っても・・・重要なことはAT車では、いつも言うようにクリープ走行していれば(アクセルは踏んでいないはずだから)、逆にブレーキペダルに足がかかっているはずで、そこに力を加えれば、クルマは停止する。

 

マニュアルミッション車であると、これもアイドリングで走らせることが出来る。いくらアイドリングと言ってもブレーキペダルには足がかかっているだろうから、そこに力を加えればクルマは停止する。

 

歩行者が居る、クルマが来る、と言う想定をしないから事故が発生するのだ。

 

とにかくバックで走行する場合は、スーパーマーケットの駐車場に限らず、最徐行が鉄則。最徐行なら例え接触しても大きな事故にはならない。勿論、接触したときにパニックになってアクセルを踏むことがないよう、日頃から自分の性格を知っておくことは必須だ。


その後、ブレーキペダルを踏んだが、効かなかった、と言っているが、それが事実なら、歩行者を跳ね飛ばし、反対側まで飛び込むようなことにはならないはず。


もし、本当にブレーキが効かない、ブレーキペダルを踏み込めない、ということなら、それはトラブルを起こしているわけで、そのトラブルは、ブレーキペダルのアシストを行う、ブレーキブースターが、作動していなかったと言うことになり、新たなトラブルを抱えていたのか。なお、ブレーキブースターが作動していないときのブレーキペダルの重さは、ビックリするほどで、まるでフロアを踏みつけているような感触。


エンジンが始動していないときにも同様な感触となる。