研究開発に見た遠回りの結論にあきれる -水素エンジンと点火装置-


2023年12月3日日曜日

ホンダのワークスロードレーサーに乗ったぞ

 

だいぶ前(数十年)のことだが、当時のホンダ広報部長は話が分かる方で、我々ジャーナリストの希望を叶えてくれた。そのこともあって、なんとワークスレーサーの試乗会が鈴鹿サーキットのショートコースで行われたのだ。

 

但し試乗させてくれたマシンは、じゃじゃ馬と称する2ストロークのGPマシンではなく、ロングディスタンスを得意とする、エンデュランスマシンのRCB1000。

 

モビリティリゾートのホンダコレクションホールに展示されているRCB。現在のレーサーからすると、トルクフルでかなりおとなしい。排気量は1000cc。DOHC4バルブ、カム駆動にはチェーンとギヤが組み合わされたもので、997.48ccで、120PS以上/9000rpm。車重は190kg、点火方式はCDI、ミッションは5速。

そのマシンは、モビリティリゾートのコレクションホールに展示されていおり、先日機会があったので写真を撮影してきた。

 

チャンピオンライダーのシュマランが乗ったバイクだ。懐かしかった・・・

 

そのレーシングマシンの乗りやすいことは素晴らしく、耐久マシンだから当然のことだろうが、トルク特性はおとなしく、リズミカルの吹き上がる。

 

振動が心地よいので、ツーリングマシンにもうってつけだの感じ。

 

試乗では、注意事項として(私は聞いていなかった)、なにやらエンジン回転数を決めていたらしいが、それを知らない当方は、気持ちのいい走りを体感。


 

マシンから降りたとき「アオさん、規定より回していたでしょう」と問われたが、『そんなこと知りません』、と知らん顔していたが、短時間とはいえ、かなり走りは素晴らしかった。今思い出しても、気持ちが・・・



肝心のインプレッションだが、当然だろうがどのような回転からでも、確実にアクセル操作に反応し、いつまでも乗っていたいという感情が生まれた。ガサツではなく、淑やかで、それでいて頼もしい。こんなバイクなら一般市販の大型ツーリングバイクとして有ってもいいのではないか、とすら思った。