研究開発に見た遠回りの結論にあきれる -水素エンジンと点火装置-


2021年1月4日月曜日

高速道路の逆走。きっかけは・・・高速道路の逆走。きっかけは・・・

一般道でも起きる逆走。実際に体験したが、そのときには夜で片側2車線の道路に脇道から右に曲がって出たときだった。同じ車線の対向をこちらに向かってゆっくりと走るクルマ。ただし、私を含めてダレもパニックにはなっていなかった。その逆走車両も落ち着いた様子で私の曲がった交差点から、普通に左側にレーンチェンジして本来の車線に。

 

では、高速道路における逆送が起きる原因とかキッカケについて、経験からレポートしてみたい。

 

それは、20年以上前の話だが、常磐道の谷田部インターから、料金所を通って、我々は東京方面に向かう。そのルートはY字の分岐点があり、東京方面が左であると言うことは分かっているので、普通に方向指示器を左に出し、分岐点に向かうが、その分岐点を目の前にした位置にクルマが止まっている。

 

どうしたのかと?注意しながらその左側を通過すると、ドライバーは地図とにらめっこ。当時はカーナビが普及する前であり、地図を頼りに走行することはごく普通に時代だった。同じ光景を複数回見た。

 

ここで考えられることは、その分岐点に書かれた方向を示す内容にある。その方向は、左・谷和原IC、右・桜土浦。と言うような内容だったと思う。その方向の場所は、茨城県のことを理解している方にとっては、どこを向いているか理解できるが(もっとも、茨城を知っている方であるなら、この方向表示を見る必要もなく、自分が行く方向は分かる)、そうでない方にとっては、谷和原?桜土浦?。

 

どこ方面なのか分からない。そのため地図を引っ張り出して、自分が求めている方向を確認する羽目になったのではないだろうか。

何を言いたいのかと言うと、道路における方面を表示するときには、誰でも知っている都市名がぜったい必要。

 

で、現在はその理解しにくい表示は変更され、左・東京、右・いわきとある。左はOK、でも右は水戸が推奨されると思う。

 

このような状態から、道路標示の重要性は良くわかるのだが、方向を示す必要がある場合(高速道路のサービスエリアからの本線方向。料金所からの進入方向。ジャンクションでの目的方向。スマートICを目的地ではない場合など)、その道路関係者が行き先表示内容を決めることは好ましくない。

 

と言うのも、関係者はその説明がなくても迷うことはないし、例え間違っていても、その間違いに気が付かないことが多々あるからだ。

 

サービスエリアから目的地に向かう場合でも、本線と言う表示にはいささか疑問を持つ。どのような表示がいいのか考えている最中である。と言うのも、数十年前に、本線て何???と言う疑問が一瞬起きた経験を持つからだ。

 

この一瞬起きる疑問によって、進む方向を間違うことは十分に考えられる。とくに大きなサービスエリアは運転者が欲しいと考えられる情報を(サービスエリアの商売が関係しているだろう)、いろいろ表示してある。更にクルマが多く、走行をせかされる様な場合に、間違いを気付くのが遅れる。

 

そして逆方向への道に入ってしまう。もっと分かり易い表示はないのだろうか。