イギリスで行われていたライドシステムは、自家用車であることは変わりないが、ライドシェアを統括する組織に登録を行い、その組織に会費を払いながらお客を待つわけだ。どこからどこまで(例えばホテルからロンドンのヒースローの飛行場まで)がいくらなのか決まっており、どんなに遅くなっても或いは速く到着しても、料金は変わらない。
そのタクシーを呼ぶには、宿泊していたホテルからライドシェアの会社に電話を入れてもらう。すると暫くして到着したタクシー(自家用車)に乗る。ライドシェアのクルマであると言うことは分からない。
料金は、目的地に到着後に現金(当時はこれだったと思う)で支払う。料金が決まっているので、乗る前から必要なお金を準備しておくことが出来た。いくらであるかと言うのは、タクシー会社に電話を入れたときに分かる。
日本でこれから本格的にやろうとするライドシェアは、いろいろな関係者との軋轢が見え隠れするので、今の状態ではうまくいかないのではないだろうか。
そこで、一度ロンドンに出かけ、どうなっているのか見てくるほうがいいと思う。
また、乗客が多くて乗り合いをすることになっても、ライドシェアでない、空港のタクシーであると、運転手がそれを促してくる。