研究開発に見た遠回りの結論にあきれる -水素エンジンと点火装置-


2021年4月26日月曜日

自転車の乗り方が問題となり、反則金制度を作るか・・・

自転車が傍若無人に走り回る光景がTVで放映されている。そして、このような行動が事故を招くことになるので、厳しい規則を作ろうじゃないか、と言う動きがある。それ自体は賛成するが、その前に道路交通法の改正が必要だ、と日頃から思っている。

その改正項目は、「人は右、クルマは左」、と言う法律だ。歩くときは右で、これは幼児から大人になっても同じ。これが勘違いと問題を引き起こす。特に歩行者と自転車の混合交通が可能の場所では、歩行者を追い越す場合、どちら側から追い越すのが法規上正しいのか・・・事故にならなければどちら側からでも良い、と言うのがその関係者からの答えだろうが、それがそもそも自転車の行動を重く見ていない結果だ。

また、前方から歩行者が歩いてきたとき、どちら側に寄ってすれ違いすればいいのか。更に、その横に自転車がいたら、どのような走り方をすれば法に則したものなのだろうか。

これが瞬時に判断して、正しい行動が出来る人はいるだろうか。私は出来ない。

ではどのようにしたら、この問題を解決できるのかと言うと、それは、クルマは左、人も左、と言う交通ルールにすればいいだけだ。

今の日本では、これがゴチャゴチャだから、自転車で走る人は自分勝手に解釈し、違反で警察官に停止を求められても、言い訳の材料がほとばしるだけ。

歩行者の感覚からすると、意識しないで歩道を歩くと左側を歩いている。

つまり、左側通行が自然の成り行きで、これを法律にすれば済むだけ。もともと左側を歩くことが人間としての自然の行動、と考えると、直ぐに法律改正をして、歩行者も左側を歩く、としたところで混乱は起きないし、かえって規則正しい行動が自然に生まれると思う。

これが道路における決まりとなれば、ゴチャゴチャ感覚はなくなり、規則正しい行動に結びつくと考えている。

2021年4月20日火曜日

子供用のハーネスについて、実際に使ったものとしての意見

 

我が家の長男は、伝わり立ちする前の生後8ヶ月でいきなり歩行、と言うより走り出した。

その後は、手を繋いで歩くことは一切せず、常に走りたがるので、夫婦で相談し、アメリカ製の幼児用ハーネスを購入。それは、今から40年近く前のことである。

手を繋いで歩いてくれないから、常に監視していないと、歩道の段差で転倒するし、横断歩道もまともに歩いてくれない。そこで使うことになったのは、幼児用のハーネスである。

走り出してしまうのを抑える事と、転倒を防止するため、危ない場所では、ハーネスを使って「ヒョイ」と彼を持ち上げる。安全な場所に着たら、再び歩かせる。

とにかく活発な息子で、妻はだいぶ苦労したようだ。私も数回体験したが、当時はそのような歩き方をする方はいなかったので、ハーネス使用はかなり注目された。

 「犬などのペットみたいで可愛そう」と言う方がいるけれど、それは間違い。自分で同じようなお子さんを持っていたら、躊躇することなくハーネスをつけるだろう。ただし、使用するハーネスは、簡易的なものではなく、お子さんの身体に直接装備でき、ハーネスを引き上げれば安定して持ち上げられる構造としたものを選ばなければいけない。

 ハーネスの使用は、数ヶ月で終了する。その後は、親の言うことを理解し、デパートの中で頭からスライディングすることはあっても、他人に迷惑をかけたり、大きな怪我をすることもなく、立派に成長してくれた。

 ですから、大手を振って、子供にはしっかりとしたハーネスを付け、事故にならない配慮をして欲しい。

2021年4月2日金曜日

ランドアバウト交差点を賞賛する意見は多いが問題点は

 

俗に言うローターリーの交差点だが、(駅前ロータリーとは違う)日本では馴染みのない道路。交通のルールをしっかりと守って走行すれば、衝突事故はない(接触事故は起きる)、と言うことなのだが、果たしてそうなのだろうか。

 

日本では馴染みがなくても、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スイスなどでは普通に存在する。田舎道(日本だと農道)の見通しの良い交差点ですら、ロータリーがある。ランドアバウトと言う発音ではなく、ランダバートという言い方をしている。

 

ノンストップでの走行を可能にしているが、そこには当然横断歩道もあるので、ランダバートへの出入りは徐行が重要。

 

それ以外にも注意というか気になるのは、慣れない交差点であるから、例えば右方向へ行こうとした場合、これまでの交差点では、方向指示器を右に出して、右にハンドルを切ればいいが、ランダバートでは、左に曲がって、3つ目の曲がり角を左に出て行く、と言う行動になる。

 

ここでのなれない間違いは、右に曲がること。ランダバートでは、日本の左側通行であると、左方向へハンドルを切ることで目的の道路に入る。それを勘違いすると、逆走状態となり、正面衝突が起きる。

 

さらに、そのロータリーの中央部にある植え込みなどが小さいと、速度を上げてきたクルマが、間違ってその植え込みに突っ込んだ、と言う事故も欧州では起きている。

 

そこで、このような交差点の走り方を経験していない方は、教習所が同様な交差点を作り、慣れておく必要があると考える。ランダバートでは年齢に関係なくて、その走り方を理解していなければ、事故を招く。事故が起きてから対策を考える、と言う日本のお役所的な対策では人命が危ない。