研究開発に見た遠回りの結論にあきれる -水素エンジンと点火装置-


2016年10月20日木曜日

電気のコンセントやプラグが熱を持っていたら、危険。それを回避するには


少し古くなっているコンセントのプラグだが、よく見ると汚れが・・・この状態で使用すると、ヘアドライヤー、電気釜、電子レンジなどの電気の使用量が多い製品では、プラグに熱を持ち始め、かなり高温となることも。

接続抵抗が問題なのである(先日の東京電力地下ケーブル火災も、接続抵抗が関係しているのではないだろうか)。

つまり、要求されている電流がスムーズに流れていないことが原因。接続が悪いと、端子間でスパークのようなものが発生し、それは熱も発生する。

エネルギーロスとなるわけだが、そのような場所には熱を発生し、最悪火災となる。

そこで、この接続抵抗をゼロにするため、プラグを磨いたりするのだが、それでも回復はしない。接点復活剤(コンタクトスプレー)を使うといいのかな、ということでやってみたが効果なし。
接点復活剤では役に立たなかった。エンジンコンディショナーは、キャブの汚れやインテーク関係のスラッジも溶解するので、プラグの接点の汚れにも効果が有るようだ
 
プラグ部分は真鍮であり、真鍮の汚れはキャブレターの詰まりや汚れ取りと同様なものが効果があるのでは。ということでガレージにストックしてある、エンジンコンディショナーを小さな器に吹き出し、それを綿棒で擦りつけるように塗る。

使用する量は少々でOK
 
たったこれだけでプラグからの熱は解消。

エンジンコンディショナーを直接噴出して塗布すると、回りに飛び散る量が多くて、匂いが残るので、綿棒で擦るように塗り付ける
 
ということは、管ヒューズの取り付け部分にも効果がありそう。古くなくても接続抵抗が発生しそうな形状だからな。

ワイヤーハーネスのコネクターも、かなりのものが真鍮であり、ここでも接続障害が発生していて不思議はない。

そのため、エアバッグ関係のコネクターは、金メッキされたものが使われる。接続抵抗や導電抵抗の少ない金属は銀なのだが、表面が酸化皮膜で覆われるため、長期間安定した状態が保てない。

このようなことから、古いバイクやクルマの維持管理では、エンジンコンディショナーをうまく使用することが大切であるという結論。