研究開発に見た遠回りの結論にあきれる -水素エンジンと点火装置-


2021年11月18日木曜日

またブレーキとアクセルの踏み違いによる交通事故が起きた どうする!!!

 

自動車のブレーキとアクセルで、2ペダル(つまりAT)の場合、一般的には右足ひとつでの操作が当然というが、それがそもそもの間違いで、健常者なら使っていない左足での操作を、ブレーキ専用として使えば、踏み間違いなんて起きようが無いので、これを普通にすればいいと思うのだが。

自動車教習所での教習でも、TAブレーキは左足、と言う運転教習をすれば、問題解決なのだが、教習所を管轄する警視庁は「ブレーキペダルは右足で踏まなければ行けない」、と言うことを強制しているので、まずこれを改めさせる必要がある。

『どちらの足でブレーキペダルを踏んでもいい』

事故後の運転者から事情を聞くと「ブレーキとアクセルを踏み間違いました」と言う言葉が発せられる。(素直にそれを認めない人物もいたが)

だったら、そうならない運転をすればいいのだが、そのためには特別な装置は要らない(自動ブレーキ付だからと言って100%確実ではない)。運転者がブレーキとアクセルを時々によって使い分けすればいいだけのこと。

地下駐車場(当然坂になる)から出て行くときに暴走の発生する要件を考えると、エンジンが冷えているときに起きているアイドルアップも関係しているのではないか、と言う話。

エンジンを始動させ、アイドル回転が高ければアクセルペダルを踏まなくても緩い坂なら登ってしまう。更に、アイドル回転フィードバック制御と言うプログラムも組み込まれて、エンジンに負荷がかかった場合には、指定されたアイドル回転に戻すよう(数100回転)作用するので、その負荷とのバランスが無くなる所までエンジン動力は高くなる。しかし、それはエンジンがある程度暖められれば、暖気後のアイドル回転に落ち着くのだが、そのときに坂を上りきっていなかったら、アクセルを踏む行為が必要となるわけだが、次に来る、坂を上りきったときに発生する、急加速(坂を上るようにアクセルを踏んでいるので、その坂による負荷がなくなれば急加速になる)が事故の引き金になるのではないかと考える。

地下駐車場から一般道に出るところの道路形状を考えてみると、雨水が入り込まないよう、歩道側との境はかなり盛り上がっている。この歩道を横切る必要があるので、当然一旦停止し安全を確認するが、一旦停止したときの道路状況はどうなのだろうか。

右足でアクセルをしこたま踏んで地下駐車場から出てきたわけだから、一旦停止状態とするためにブレーキペダルを踏みつけるが、再スタートでは、ブレーキペダルから足を離したとたん後戻りが発生する。

ここでビックリしてアクセルを思いっきり踏み込むと、それは急加速に結びつく。

急加速にビックリして、ブレーキペダルを踏んでくれれば問題ないが、それまで行ってきた行為が、勘違いを引き起こす可能性があるようだ。そして、アクセル全開で急発進し、歩行者や道路を走るクルマ、或いは向かいの建物に突っ込むことになる。

では、左足でのブレーキ操作を行う場合にどのようなことになるかと言うと、微速前進が出来るよう、坂を上っている最中にもアクセルペダルを踏みながら、ブレーキペダルの上に左足が乗っているため、必要によってその左足に力を加えればいいだけ。

地下駐車場から出たときの一旦停止でも、ブレーキペダルは踏まれた状態なので、いくらアクセルを踏んでも急加速くでの発進はない。左足でブレーキを使うと言う行為は、予想をしての行為となるので、パニックにはならない。これが重要。

例えば、道路(一般道ばかりではなく高速道路も)を走行中に、前方で何かおかしなものを見つけたり、おかしな行為を予想されるときには、左足をブレーキペダルに載せ、いつでもブレーキが使える状態とすれば、いきなりその必要が起きても、冷静に対処できる。

でも、左足での操作を考えないで(出来ない)そのまま走り、いきなりブレーキが必要となると、冷静にブレーキを使うことが出来ない。ビックリでパニックになってしまい、ハンドル操作にも影響が出る。これが暴走の要因にもなる、と思っている。