ではない。
MCFAJが年間4戦主宰しているロードレースの会場だ。MCFAJ(http://www.mcfaj.org/)のロードレースでは、クラシックバイクのクラスがあり、ライダーの年齢より年を取っている戦前のものから、戦後直ぐのマシンなど、旧車といわれる話題のバイクは外国車が多い。
年間4戦のうち、富士スピードウエイでは1戦だが、つくばサーキットでは3戦ある。
ゼッケン52は1962年式のマチレス。303は1967年式のベロセット
マチレスG50。1961年式
1955年式のロイヤルエンフィールド。インド製ではないイギリス製のマシンだ
マチレス、ノートン-マンクス、AJS、ロイヤルエンフィールド、ベロセット、ハーレーダビッドソン、ハーレーダビッドソン・アエルマッキなど、名前を聞いただけではわからない方も多いだろうから、来年はぜひ現地へ出向いてサーキットでの走りばかりではなく、ピット、パドックで、クラシックバイクと対面することをお勧めする。
もちろん国産車だって負けてはいない。250ccの排気量が華々しかった時代のCB72(250cc)・77(305cc)、CB92(125cc)なども走る。昔のヤマハ市販レーサーTD3やTR3。珍しいところではTD1なども参加する。
スポーツカブC110をベースにしたスペシャル。排気量を110ccとし、マフラーはSTD。静かに走ったが、クラス優勝だ
要するに、何でもありで自作でも改造でも、安全であるなら出場OK。スポーツカブ(C110)のフレームをベースに、エンジンはOHCにしてタイカブの部品などを組み込んだマシン110ccもあるのだ。
宮城光さん。安定した走りは昔から変わらず。タイムアタックでは7位だったが、決勝レースでは5位を確保。クラス優勝である
ライダーには有名どころの顔も見られる。元GPライダーの宮城光さんもその一人だ。借り物のホンダCB72で参加。派手さはなくいつの間にか上位にいるという、宮城さんの走りは変わらず、安定したペースでクラス優勝。
先のスポーツカブC110改造も、STDマフラーを使用しながら、ヒタヒタと走り、この方(黒河さん)もクラス優勝した。
なんとなくアットホームなレースであることは確かだ。