旧車をいじる、再生すると言うブームが広がっているが、そんな中、数年前より行われているのが、旧車バイクのモトクロス。
主催するのは奈良の㈱ホーリーエクイップ(℡0742-63-2258)。このレース、ライダーやマシンを含めて、かなり面白く、昔の友人などに会う機会でもあり、まるで同窓会の気分に浸れるので、ここ数年お邪魔することにしている。
エントリーできるマシンはトレールバイクに限らず、ファミリーバイク意外なら何でもいいと言う規則で、750cc4気筒のスポーツバイクエンジンを搭載した改造バイクまでOK。当然オフロードでの速さはないが、自分で改造したバイクを、思いっきり走らせられる醍醐味は格別だろう。
なお、このチキチキVMX猛レースの前日には、モトクロス場近くのホテルで『ホンダ・エルシノア発売50周年記念の集い』が開催され、このイベントの人集め(つまり関係者)に携わったこともあり、出席した。
ホンダ・エルシノアは、ホンダ初の市販2ストロークモトクロッサーで、レーサーとしてのプロトタイプが走行したのは、1971年の山口県厚保サーキットでおこなわれた全日本モトクロス。
実はこのときのプロトタイプマシンを走らせた方との付き合いは、10年後にやってくるとは思っていなかった。その方は、今でもモトクロスの楽しさを知ってもらおうと、休耕地などを借り受け、楽しく走れるモトクロスコースを運営し、貢献している。
では、第21回チキチキVMX猛レースに参加していた一部のマシンを紹介してみたいと思う。写真だけなので、ご覧になった方は消化不良になるかもしれませんが、それはお許しいただきたい。