研究開発に見た遠回りの結論にあきれる -水素エンジンと点火装置-


2021年5月22日土曜日

クルマ誤操作の代表としては、パニック状態でのブレーキとアクセル踏み違い暴走事故があるが・・・

 

AT車(2ペダル)のブレーキとアクセルの踏み違いによる暴走事故のほとんどが、高齢者だけによるもの、と言うイメージで報道されているが、果たしてそうなのだろうかと思っている。

高齢者は、正直に(それを認めない上級国民もいるが)自分の行為を認めることが多いのだ。つまりアクセルとブレーキの踏み違いは=高齢者と言う図式が出来ているからなのだろう。

ところが中年や若者となると、同じような事故を起こしても、自分が高齢者グループに入れられてしまうことを恥じて、「よそ見していたとか」、「ボ~ッとしていた」、「猫が飛び出した」、などの言い訳で済まそうとしているのではないかと感じている。

コンビニの駐車場からお店に飛び込むような事故は、確かに男女共に高齢者に多いと言えるだろう。ただし、何歳以上を高齢者と呼ぶのかで違ってくるが。

ま、健常者なら、いつも言っているように左足でブレーキ操作すれば、踏み違いなどが発生する事はない。

なぜこの左足ブレーキの操作を、警察庁はもっと広く意見として求めて、改正することをしないのか、不思議でならない。

アクセルペダルが戻っていないとブレーキ性能が落ちる、と言う話もあるが、現在のクルマは電子制御なのでアクセルペダルを踏んだ状態でも、ブレーキペダルを踏むと、間接的(電気的)にアクセルと繋がるスロットルバルブは、アイドル状態となるのが現在にAT車制御だ。

自動車免許をすでに取得している方でも、自動車教習所での練習(あえて教習とは言わない)により、左足でのブレーキ操作は出来るようになる。もちろん強制する必要はないのだが。

どれほど優位性があるのか、知りたければ見本を示してあげても良い。いとも簡単に出来るからだ。

話は違うが高齢者講習の教習所における走行では、左足ブレーキを普通に使っていても、隣に座る教官はそれを知らないわけで、『20cmほどの段差にタイヤを当てた状態で一時停止し、その段差に出来るだけスムーズに乗り上げる』、と言う走り方をするように指令が出るが、一時停止後に加減速することなくスムーズにその20cmの段に乗り上げていると、急激な挙動を示さないので、教官は『さあやってみましょう』と言う言葉を発するが、すでにその行為は終了しているので、「クリープが発生し進むだけですが」というと、なんとなく理解したようで、『では次に進みましょう』と言う。

それ以前に行った行為でその段差を乗り上げていることを感じていない。つまり、それほど穏やかに走らせることが出来るのも、左足でのブレーキ操作をしているからだ。『試しに私の隣に乗ってみる?』そして、その素晴らしさを体験して欲しい。

スムーズに走らせられるだけではなく、事故抑制と防止にも役立っている。

例えば、運転していて、「横道からクルマや人、自転車が出てきそうだな」、と感じたときには、自然に左足はブレーキペダルの上に乗せる習慣が出来ているので、実際に飛び出しが有っても、ビックリすることなく(つまりパニックにはならないと言うこと)間髪をいれず、ブレーキペダルに力が入り、制動操作を行える。

助手席に乗る方も、私の行為を見ているので、ビックリすることもなく「横道から飛び出しても、緊張しませんね」、と言う言葉を発したほどだ。