研究開発に見た遠回りの結論にあきれる -水素エンジンと点火装置-


2021年2月7日日曜日

大先輩がLRDCマガジンなるものを送ってきた

Vol①なのだが、その特集内容は「レーサーだって歳をとる!」

サブタイトルとして『高齢者ドライバーのいまを考える』

 

LRDC会員は、物故者を含めて54名。ちなみにLRDCとは、レジェンド・レーシング・ドライバーズ・クラブのことで、事務局を機械振興会館のNPO日本モータースポーツ推進機構内に持つ。

 

会長は、私の大先輩である大久保 力さん。そして健在の会員は全てクルマを運転している。70過ぎたら免許返納なんていうことは、人間が退化することに結びつくので、それは個人が考えることで、規則として決めるべきではないほうが良い、と語っている。

 

高齢者が免許返納でクルマの運転から遠ざかると、痴呆が進行したり、要介護になったりするケースが多い、と言う研究結果があるそうだが、それは全てではないと個人的に考えている。何故かと言うと、私の父親は、免許返納(と言うより、免許更新で大型特殊2種なんていう免許も持っていたから、視力検査に受からなかった)から、運転を止めたのだが、痴呆などにはならず、要介護ににもならず93歳までの人生を全うしたからだ。

 

当時は、高齢者運転講習や認知機能検査などはなかったので、父親の状態がどうであったかは知らないが、クルマの運転が「へたくそ」であったことは確かだ。でも交通事故は直接起こしていない。

 

ブレーキとアクセルの踏み違いについては、LRDCの寺田さんが述べているように、私も、2ペダルだったら左足ブレーキがいいと判断し、そのような乗り方をしている。左足ブレーキの操作だったら、踏み間違いによる暴走はほとんど不可能。いややろうと思っても出来ない。

 

更に言うと、メーカーの試乗会で用意されているクルマのほとんどはAT、つまり2ペダル。それを普通に乗りこなす。ついでに言うと、マイカーはMT。つまり3ペダル。どちらを乗ってもまごつくことはない。気持ちの切り替えと、学習、エンジン始動から走り出すまでの手順、そして慣れなどが関係すると思っている。