研究開発に見た遠回りの結論にあきれる -水素エンジンと点火装置-


2015年7月15日水曜日

スズキの50ccGPマシン用3気筒エンジンの写真が・・・


私がこの業界に入った年は1967年(昭和42年)で、その年の秋に富士スピードウエイで最後の日本GPが開催された。

最終戦であったが、その中で話題となっていたのが、スズキが持ち込むであろう、50cc3気筒というエンジンを搭載したマシン。

ライダーは当然、伊藤光男さん。しかし、そのマシンが必要ない状態で、すでにチャンピオンが決定していたということなのか、この3気筒エンジンがメディアの前に現れることは無かった。

時は流れ、数十年後に、「オレの手元に当時の3気筒エンジンならあるよ」と、伊藤さんが言ったかどうか知らないが(この写真を撮影した、いわた厳氏は体調不良で入院したまま)、机の中を整理していたら、貴重な写真が出てきたので、紹介してみた。
 
 
 
 
 
 

詳しいことは一切わからないが、あるサイトによる情報だと、エンジン形式はRP、ロータリーバルブ吸入(見ればわかる)で、ピストンの径は28mm、ピストンピン径は6mmであるという。