研究開発に見た遠回りの結論にあきれる -水素エンジンと点火装置-


2014年6月21日土曜日

おじいちゃんはモトクロスライダー


歳を取っても好きなことに取り組んでいる方はとても元気である。そのいい例が、運動能力が必要なバイクのオフロードレース、モトクロスである。見に行くのではなく、実際に自分の体力を考えたクラスに参加するのだ。

MCFAJが主催するモトクロス。アマチュアのバイクレース団体だから、オフィシャルも会員がやる。レース出場を兼ねて楽しむ方も多い
 
MCFAJ(全日本モーターサイクルクラブ連盟)が主催するモトクロスには、セニアクラスというものがあり、これはテクニックではなく“シニア”なのである。そのセニアクラスは、セニア50、セニア60、セニア70というクラス分けがある。

そう、この数字は年齢を表すのだ。セニア70は70歳以上というクラス。それにエントリーしたのは野田ジュニアレーシングの斉藤城太郎さん70歳。

一番手前のゼッケン71が斉藤さん。楽しむレースだから、怪我をしないように、余裕を持ってアクセルを開けたいが、いざスタートとなると、それを忘れるのが玉に傷
 
使用するマシンに排気量制限はない。斉藤さんはヤマハのYZ85(85cc2ストローク)で参加したが、同時に出走するセニア60クラスでは、ホンダの4ストロークマシンCRF450R(450cc)を乗りこなす方もいる。
 
 

当然、若い方々は成績はいいが、成績を気にしながらレースをやるわけではない。楽しみが最優先で、それで更に成績がよければそれに越したことはないのだ。

セニア60クラスで総合優勝した芹沢さんは64歳。マシンはホンダのCRF450R。2位の赤松さんは68歳。マシンはホンダのCRF150R(150cc)。

いやはや参った。元気そのもの“おじいちゃんは元気でモトクロス”。斉藤さんのご家庭は、お孫さんまで3代に渡ってモトクロスライダーなのだそうだ。これが家庭円満の秘密か!!!
斉藤さんクラス1位。やった~表彰台。でもセニア70クラスは出走台数が1台だったため、賞典外