研究開発に見た遠回りの結論にあきれる -水素エンジンと点火装置-


2014年2月19日水曜日

数年前スイス・ツェルマットで見た、その光景

スイスと言えば、取り分け環境にうるさいお国柄、その証拠がこれ

この街では建設機械以外の内燃機関(ディーゼルに限らない)は動いていない。その街とは、名峰マッターホルンのお膝元であるツェルマット。

観光客でもこの街に入るには観光バスは使えず、ひとつ前の町にある駅から電車に乗る以外にない。
ツェルマットの駅前。前方に見える車は全てEV。当然街の中はとても静か。唸りを上げて走るクルマがないのは、これほどなのだ、と改めて知る 
ツェルマットを走るクルマはバッテリーカー(EV)である。マイクロバスや小型のトラックも同様で、観光客の送迎や荷物の輸送には、専用のEVが走り、マイクロバスや小型トラックは改造車。

どのように改造してあるかというと、とても簡単で分かりやすい。何のことはない、リヤのデフをヒックリ返して後ろからモーター(たいていはDCブラシ式)をダイレクトに取り付けるという構造。

勿論、高価なリチウムイオンバッテリーなど使っていないし、使う必要もないぐらい、小さな町で、普通の鉛バッテリーで十分ことは足りてしまうようだ。

そのバッテリー充電は、家庭用電気であっても200Vなので、効率の高い充電器を使うことが出来、ちょくちょく充電をしている光景を見る。ホテル(基本的に大型の宿泊施設はない)では、裏の方に充電器があり、それが普通。この普通、という実績が強いのだろう。
これがEV用の充電器。ホテルの裏にひっそりと、さりげなく置いてある。これがツェルマットの当たり前