2019年9月26日木曜日

欧州でディーゼル乗用車が売れていたことの背景を、燃料の価格が安いから、と勘違いして書いている記者が多いことにあきれる



その文章がこちら

「ディーゼルはガソリン車よりも二酸化炭素(CO2)排出量が少なく、燃料も軽油を使うため維持費が安い。欧州で根強い人気があったが」

CO2の排出量が少ないのは技術によって達成したことは事実だが、軽油を使うため維持費が安いと言う判断は間違い。軽油は、税金が高く日本と違うから、燃料代は高い。

では、なぜディーゼルに人気があったのかというと、それは燃費が良いからで、欧州の地域を網羅しているアウトバーンに乗ってみれば分かる。

速度が速いことは当然だが、日本のように燃料を販売するパーキングは少ない。

つまり、燃料切れをガソリン車のように気にしなくても済むことは重要である。クルマ選びの筆頭項目にもなるのだ。

アウトバーンでの、だいぶ前の燃料セルフだが、値段を見ると明らかにディーゼルは高い。写真が良くないので見にくいが、一番下の燃料がディーゼル