青に聞け!!
2014年12月28日日曜日

不定期連載 数式を使わない、クルマの走行安定性の話・7/17

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トルクロッドもなくサスペンションアームも持たない独立懸架 サスペンションは、コーナリングの性能を上げるための全体設計ではなく、ニュートラルな走行時におけるサスペンションのあり方を最重点項目として考えるべきである、と考える。コーナリングにおける横力は、直進時におけ...
2014年12月21日日曜日

バイクの駆動系にトーショナルダンパーの硬さアジャストを付ける

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クルマでは、トーショナルダンパーのことを、駆動系の捻り振動や曲げ振動低減のために使用されるダイナミックダンパーである、と説明しているが、 バイクの場合ではリヤスプロケットばかりではなく、クランクからの1次減速ギヤ(クラッチなどがある部分)の部分に組み込まれることも多い。た...
2014年12月8日月曜日

不定期連載 数式を使わない、クルマの走行安定性の話・6/17

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バイクで大切なのはステアリングヘッド バイクの話をしてみよう。クルマとはコーナリングにおけるスタイルが違い、リーンにおけるタイヤのキャンバースラストが、コーナーを曲がる力となる。では、直進時はどうかというと、これはクルマと同じことが要求される。フレーム剛性と、サ...
2014年11月28日金曜日

家の電話、子機のバッテリーをダイソーのニッケル水素で蘇らせる

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家で使う電話に子機が付いていると便利だけれど、こいつのバッテリーは4~5年で劣化して、充電していても満足に話ができる状態ではなくなってしまう。 我が家にあるのはブラザーの電話機。 交換は難しくはないので、ホームセンターや電気店で購入すれば復活するが、ネ...
2014年11月24日月曜日

トヨタが発表したFCV(燃料電池車)「MIRAI」は、FCの特性とバッテリーのいいところを先取りしていた

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6 月に説明会を受けて出した内容は、FCとバッテリー(ニッケル水素は正しかった)によるレンジエクステンダーだと考えたが、実は判断が少し甘かった。 それは当然のことで、大きなバッテリーを搭載するわけではないので、EV走行がメインということはありえない。そうなると、...
2014年11月15日土曜日

不定期連載 数式を使わない、クルマの走行安定性の話・5/17

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サスペンションメンバーを使えば、外力を分断して計算出来る 最近のクルマには、サスペンションメンバーを採用することが多くなってきた。このメンバーを取り付けることで、サスペンション全体の剛性を高められた、という話を聞くが、これに対する考え方は少し違って、剛性だけでは...
2014年11月8日土曜日

スズキCARRYのオートギヤシフトに乗ってみた

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現在、世界最高のギヤミッション・オートマチックだ 軽トラックでもトルクコンバーターを使用したAT(ステップAT)はあるが、どうにも効率は高くないし、駆動力は力強さという点から、現場で酷使される軽トラックとしては魅力が薄い。 同じ仕様であると販売価格が3...
2014年11月7日金曜日

新型マツダ・デミオの1.5リッターディーゼルは、2.2リッターエンジン開発とは違った苦労があった

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デミオクラスに搭載されるディーゼルエンジンであれば、1.5リッターとなることは自ずと判断できるのだが、ただ単純に排気量が小さなエンジンを造れば済むようなことではない。それがガソリンエンジンとポスト新長期を目指したディーゼルエンジンの大きな違いである。 新開発の1....
2014年11月2日日曜日

点火プラグの締め付け後における接地電極の向きについて、えっ、考えていなかったの、という状況が見える

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これまで、点火プラグの締め付け後における接地電極の位置によっては、アイドル時の失火に結びつくようなことが起きるので、そのような条件にならないプラグを選んで、取り付けると良い方向に行くということを書いてきたが、それがどうも、そはうまくは行かない、ということがわかった。 ...
2014年10月25日土曜日

不定期連載 数式を使わない、クルマの走行安定性の話・4/17

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荷馬車の車軸はガタガタが正しい!!! もうひとつ面白い現象を考えてみよう。それは馬や牛が引くに馬車である。この荷馬車に付けられる車輪は、車軸に対してかなりガタガタである。人間や自転車で引くリヤカーにはボールベアリングが採用されていたにも関わらず、荷馬車の車輪はガ...
2014年10月15日水曜日

9月6日にアップしたBMWのX4カタログに出ていた、奇妙なクランクシャフトの結論が出た

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このどうにも理解しがたいクランクシャフトの形について、BMW広報へ、調べて置いてくださるようお願いしていた。 その結果がやっと出た。 何のことは無い、少し面白いカタログにしようと、デザイナーが形をいじったというのである。 そこには「誰か気が付...
2014年10月11日土曜日

不定期連載 数式を使わない、クルマの走行安定性の話・3/17

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子供のローラースケートで間違えたセッティングをした あまりにもお粗末な結論のために、日本車の操縦安定性に対する研究は、大幅に遅れることになったといえよう。ここで、もし基本的に、クルマの設計が悪いという結論になっていたとしたら、もっと早い時期に、まともなクルマにな...
2014年10月9日木曜日

本田エコマイレッジチャレンジの二輪車クラス車両規定が、2014年大会でやっとチグハグではなくなった

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二輪車クラス(昨年までは市販車クラス)の規則は、下の文章のようなしっかりとしたもので、基本的に市販認定時の型式を変えてはいけない状態。 右の赤い文章が今年改正された車両規則。これで良いとはいえない。と言うのは、フレーム形式を変更しなければOKなので、アルミで同形...
2014年10月5日日曜日

本田エコマイレッジチャレンジ2014で見た、とんでもない光景

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とんでもない光景とは、燃料であるガソリンが入る、ガラスの容器(主催者が用意する)のレベルを最終的に調整する、燃料微調整場所で練習走行日の土曜日に見たもの。 なんと、微調整で使用するガソリンが、オイルジョッキに入れられ、無造作にテーブル上に置かれているのだ。 ...
2014年10月1日水曜日

不定期連載 数式を使わない、クルマの走行安定性の話・2/17

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このレポートは、最初のタイトルを「数式を使わないサスペンションの話」ということでまとめていたが、結論からすると、サスペンションではなく、走行安定性になるので、タイトルを現在のものに変更した。(以後割愛) 内容は筆者が携わってきたバイクやクルマいじり、それ以外にも改良...
2014年9月20日土曜日

不定期連載 数式を使わない、クルマの走行安定性の話・1/17

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このレポートは、最初のタイトルを「数式を使わないサスペンションの話」ということでまとめていたが、結論からすると、サスペンションではなく、走行安定性になるので、タイトルを現在のものに変更した。 内容は筆者が携わってきたバイクやクルマいじり、それ以外にも改良から製作...
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自己紹介

青池 武
幼年時代から自転車にバイクさらにクルマ漬けの生活環境で育つ。大学卒業後は八重洲出版のバイク誌、モーターサイクリスト編集部に入り、7年後には、あるバイクメーカーのレーサーグループに就職が決まっていたところを、内外出版ヤングマシン誌からヘッドハンティングされ、編集部員として仕事に携わる傍ら、オフロードバイクの設計・製作を雑誌企画として自らの手で行う。その後、姉妹誌の自動車メカ雑誌オートメカニック編集部員を長く勤めた後、アポロ出版へ執行役員として迎えられ、会社倒産と共に退社してフリーとなる。RJC(日本自動車研究者ジャーナリスト会議)会員、そして最近は災害ボランティア・バイク隊の隊員も務める
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